祇園祭で困惑山鉾はいくら?

耳寄りな新情報は、これですね。



すべてをお金に換算しようとする社会はまっとうだろうか？
人を誤って殺しても、傷つけても、やはり、お金で換算する。

たとえば、自動車事故で相手に損害賠償責任を負う。
しかし、それもやはりお金の額にしてしまうのだ。
今のところ、人間関係を表面的に調整するのになくてはならない、
機能だ。

しかし、それを文化の深みにまで当てはめるのはどうだろうか。
多くの人が戸惑うだろう。
今回、豪華絢爛の祇園祭の山鉾をどう評価するか、金額が注目されている。
それは、「動く美術館」は一体いくらなのか、とういもの。
この機会は、公益法人改革に伴い、京の夏を彩る祇園祭
の３２の山鉾保存会が、山鉾そのものの評価を迫られているそうだ。

どのように、豪華絢爛（けんらん）の懸装品や金具を付けた山鉾のような文化財を、
金額に表すのか。戸惑いが聞かれる。
その川北昭理事長は「鉾や懸装品を一括評価するの
?
１点ずつ評価するのかも分からない。糸が切れているが
与謝蕪村の下絵を基にした下水引をどう評価するのか」
と戸惑いを隠せない様子。

また、「ご神体を金に換算できるのか」と言う人もいる。
もっともな、困惑と思いませんか？

　「動く美術館」は一体いくらなのか。公益法人改革に伴い、京の夏を彩る祇園祭の３２の山鉾保存会が、山鉾そのものの評価を迫られている。しかし、豪華絢爛（けんらん）の懸装品や金具を付けた山鉾のような文化財を、どのような方法で金額に表すのか。今のところ指針はない。戸惑う保存会の声を聞いた。（つづき・・・）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000037-kyt-l26