すばらしいカビの功

耳寄りな新情報は、これですね。



面白いと思いませんか。
それは、カビの功罪というものです。
カビは北極や南極を含め、地球上のありとあらゆる場所にいる。
そして、湿気が好きで、嫌われ者のカビだが、人間の役にも立っている。

しかし、私たちの生活に深い係わり合いがあるのだ。
その一つに、動物のふんや死がい、落ち葉などにも取り付いて分解するため、「
地球の掃除係」とも呼ばれている。
さらに、みそ、しょうゆ、日本酒、みりんの製造に、
麹（こうじ）が必要だが、それもカビの一種だ。
チーズもそうだ。

それだけではありません。
知らなかったのですが、日本食に欠かせないかつお節もそうだ。
本枯れ節はカツオの肉にアオカビの一種を生やし、
肉の脂肪を減らして香りと味が抜けないようにして作る。
なんとすばらしいことでしょう？

薬にも欠かせない。
それは、抗生物質は、カビや細菌から取り出したもので、
?錫 ?ほかのカビや細菌の力を弱めたり、殺したりするものだ。
いわゆる、ペニシリン発見のきっかけは、
化膿菌を培養していたシャーレにアオカビが
入ってしまったことが、きっかけらしい。

私たちはカビの生活をしているのだ。共存だ。

　カビは５億年以上前から地球上に存在していた。現在も微生物の約４割を占め、その種類は数万種といわれる。しかも北極や南極を含め、地球上のありとあらゆる場所にいる。湿気が好きで、嫌われ者のカビだが、人間の役にも立っている。カビの功罪とは－－。（つづき・・・・）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080706-00000016-maiall-soci