座りがちな生活を改善しましょう

研究者たちは最近，軽い運動や中程度の運動の効果を認め，座りがちの生活を送ってきた人が少しずつ運動量を増やしていくことを勧めています。筋力や持久力がついてきたら，運動の量や激しさを増やすことに取り組めます。「歩くことや階段を使うことなど通常の活動をすればよく，ただ，回数を増やす，少し長く行なう，少し速度を上げるというだけのことだ」ともあります。

運動を始めようという時は，無理な目標を立てないことです。ゆっくり始め，徐々に量を増やしてください。ただし，多くの健康専門家は，「痛むほどやって初めて効果がある」といった運動方法に今では同意していません。

初めて行なう人は，量や激しさではなく定期性に注意を向けるべきです。それで，けがの危険を減らし，疲れ果てたり気落ちしたりしてやめてしまうことのないように，気持ちよい程度にしておくのがよいでしょう。それには，早足のウォーキング，ジョギング，階段上り，サイクリングなど，少し激しい運動を長めに行なうようにすればよいのです。

やがて，よりバランスの取れた体力づくりとなるよう，ウエート?トレー
ニングやストレッチなども取り入れられるかもしれません。例えば，「一日に数分ずつ増やしていって30分間の運動にし，週のほとんどの日，できれば毎日行なうように」と，カリフォルニア大学が発行している栄養?体力?ストレス対処に関する刊行物「カリフォルニア大学バークレー?ウェルネス?レター」（英語）に述べられています。

クルム伊達、復帰後初のシングルス制覇
6月15日13時43分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000923-san-spo